質疑の中で「金融市場の不安定で損害を蒙るのはヘッジファンドなども同じ。そういうかれらを巻き込んだ金融市場の安定化に向けた提案などは可能だろうか」というのがあった。ヘイキさんはノーベル経済学賞を受賞した学者が参加して「夢のヘッジファンド」としてもてはやされたロング・ターム・キャピタル・マネージメントLTCMが、98年のロシア債務不履行によって破綻し、世界の金融市場を恐慌の一歩手前にまで追い込んだことを紹介した。ヘッジファンドとはそういうものだ、ということを言いたかったのだろう。ただ、質問の直接の回答になっていなかったとも思う。たしかに通貨取引税を導入するのに、多くの賛同そして運動!が必要だ。しかし武器商人と一緒に銃規制運動に取り組むようなもので、無理だろう、とおもう。というのもヘッジファンドは、金融市場の乱高下によってがっぽり稼ぐのだから。「金融の流動性を確保することで市場を安定化させる」などというあまり根拠のない理論によって、金融市場の一層の規制緩和が受け入れられているようだが、それを推進するやつらの狙いは一つ。ぼろもうけだ。ただし、不人気馬を万馬券狙いで買う様なものなので、当然破産することもあるというリスクもかなりあります。ボロ株というものは諸刃の剣のようなものですので、銘柄の選択には十分注意しないといけないという訳です。
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